この場所のホスト夫妻とは毎晩暖炉の火を見つめながら語り合いました。
前回記事で書きましたが周囲に雑音もなく、ゆらゆら動く炎を見ながら圧倒的に何もない大自然の中で語り合う時間というのは何よりも代えがたい一時でした。
ホストのご友人でHannah Rachel Bellさんというフェミニストとして活動されてる方も一緒の時期に滞在してたんですが、この方と一緒に過ごしたというのもこの場所での生活が充実したものの一つの大きな要因でした。
アボリジニと長く一緒に生活した話や、男女における考え方の違い、たまにあるジョークがいちいち面白くて話しているのが凄く楽しい方でした。でも子供っぽい一面もあってIpadのゲームアプリで高得点を叩きだしたらはしゃぐように喜んだり、「デザート欲しい人はいる?」っていう確認があれば「My hands up!」とか言って手を上げたり。
Hannahさんはmotor neuron disease(ALSとかその種の)難病で車いす生活でしたがそんな事も感じさせない力強さもありました。会った自分にしか分かりませんがハンデなんかないような雰囲気も尊敬すべき部分でした。
Hannahさんとまたお会いできるかは分かりませんがホスト夫妻とはいずれまた会うと思います。信用できたり、波長が合ったり、刺激的な人っていつどこにいても会いたいって思わせてくれますよね。自分は「帰れる場所」じゃないですけどまた会いたいなと思える人がオーストラリアにできた事は最高の財産だと考えてます。結局世の中全部人次第なんかなと
写真は別れ際。ホスト夫妻を両脇に中央にHannahさん