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ヘルペックス(Helpx)というサイトがあります。


ウーフ(WWOOF)という制度と似たようなものですが、ホストと呼ばれる人が住む場所で一日数時間働く代わりに宿とご飯を提供してもらうというものです。ヘルペックスを利用するには最初に登録料を支払わないといけないのですが、一旦登録してしまえば2年間は有効です。登録料も26US$(約3100円程)とそんなに高くないです。利用できる地域もオーストラリアをはじめとして世界各国に跨ってます。日本でもやってます(今見たら80軒登録されてました)。

※(3月29日追記:知り合いの方から登録料は支払わなくてもHelpxを利用できる旨の指摘を頂きました。ただし登録料を支払う=プレミア会員になるという事らしいのですが、プレミア会員でない場合はホストのプロフィール全てやレビュー、そして連絡先の閲覧ができないようです。以下Helpxのwebsiteより引用:You will also require to upgrade to premier membership in order to view contact details, weblinks and complete reviews.


でこのHelpxなんですが使いようによっては物凄く便利なものだと自分自身使ってて思いましたので、まだ使った事がない方はぜひとも利用して頂きたいと思います。



◎フィードバック機能とスカウト機能

このHelpxのイイトコロはフィードバック機能スカウト機能だと思います。
フィードバック機能とは実際にその場所を訪れた人がその場所の感想を書けまして、星も5段階まで評価できるようになってます。フィードバックがある程度多い(10個以上)ところになると良い評価も悪い評価も入り混じったものがあるホストを目にする時があります。

ウーフ(少なくともオーストラリアでは)にもWebsiteはあるにはあるのですが上記の機能はありませんので、実際に行ってみるまでそれまでに訪れた人の評価を見る事ができません。なのでそのブラックボックス部分をこのフィードバック機能である程度解消してくれます。

またヘルパー側(我々)からのフィードバックだけでなくホスト側からのフィードバックもヘルパーにつけれるようになってます。ホスト側からの高評価が多ければ多いほど次のホストへのアピールにもなりますから、このホストからのフィードバックは多ければ多いほど受け取っておいて損はないと思います。

そしてスカウト機能ですが、これはヘルパー側がホストの情報を網羅的に見る事ができるようにホスト側もヘルパー側の情報が見れるようになってるようです。向こう側からしても変な奴に来られてdisaster(惨事)になるのは避けたいでしょうから、人を選べるようになっている点を利用してここぞとばかりに自分のプロフィール欄を充実させておくのは賢い使い方だと思います。

一般的な転職活動でも向こうから来てくれと請われるのとこちらから求職活動をするのとでは扱いが違ったりもするでしょうから自分という商品価値ややりたい事をホスト側にアピール(しかも英語で)できる絶好の練習機会だったりもします。



◎検索機能を使って自分のやりたい事が経験ができる

この検索機能ですがこれもこれで賢く使えば素晴らしい機能に成り得ると思います。
検索窓に例えば「permaculture」とか「sustainable lifestyle」とか入れて行きたい地域も限定すればそれを実践しているホストが出てまいりますので便利です。

あとHelpxとは関係ないファーム仕事を探す時に「Tractor(大型の耕運機)が運転できる人」というのが条件に入っていたりする求人を見かける事があります。そんな時はHelpxで事前にTractorの運転ができる場所を見つけて実践しておけば、もしかしたら後々その求人に応募した時に経験者として採用される可能性だってあります。これ考えたら何にでも応用できますよね。ワインなら剪定とか瓶詰め作業とかやっとけばその方面にはアドバンテージに成り得るでしょうし、使い方次第ではその後にお金を生む錬金術となる経験ができるかもしれません。








◎スパムメール化は厳禁。プロフィールは充実させる

ようやくプロフィールも作って「さぁ、気になる場所に連絡してみよう」となった段階で最初にやってしまいがちなのがどっかの留学会社のウェブサイトにある自己紹介テンプレートに個人情報を入力しただけのものを多数に送りつける方法です。

これは自分も最初の頃テンプレートは使わないまでも同じ文面のやつを絨毯爆撃さながらに多数のホストに送ってしまった事もあります。はっきり言ってホスト側からしたらFXとか、金銭的被害はないにしてもその手の情報商材を送りつけてくる輩のスパムメールと大差ないと思いますし、何より個人の色がないです。そうなると受け取る側からしたら「あぁ、こいつ他にも同じような文章送っとるな」という事が分かってしまうでしょう。

だからといってアポイントが取れないわけではないですが、せっかく英語で自分の事を紹介できるいい練習台にもなりますし、なによりホスト側からしてみれば「こいつはちゃんとうちのプロフィールを読んでくれてるんだな」と売り込む相手の心もばっちり掴める事でしょう。

またメールだけでなく上で述べたようにプロフィールが充実していればしているほどスカウトされる率も高まりますので「それだったらうちで体験できるからおいでよ〜」とメッセージが入る事だってありますので割りと検索なんかしなくてもあっさりとやりたい事が見つかったりもします。(実際に自分の場合は何軒かメッセージを頂く事がありました)

これって相手がどういう風な文章を書けば反応が良くなるだろうかというマーケティングのいい勉強にもなろうかと思いますし、ましてやそれを英語でやっちゃうという点でブラッシュアップすればするほどその手の文章力は向上するでしょう。

そうやって一つ一つ積み上げていっていざホストのもとでお世話になるわけですが、「ただ単にアポを取れればいい」というわけではなく、その過程にはいろんな効果効能がありますので一度お試し頂く事をおすすめします。特に英語の勉強にはなります。

(写真はTongariro Alpine Crossingにて)