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やや旧聞気味ですが、Pathfinderという本が先日無事に創刊されまして、日本の書店で売り出されました。

このPathfinderは何を隠そう自分も著者の一人として創刊に寄与しておりまして、数年前にシドニーでお世話になりましたAplacの田村さんを始め、このブログでもリンクしている博士棒ブログの菊川みよ子さん、それから現在三重県で塾講師として活動している渡辺絢也君と共に共著者として執筆する機会を頂くことができました。

元々この話しは日本の出版業界で働いていた出井さん(井出さんと間違えがちなので名前の覚え方は「イニシャルD」と覚えればいいらしい)というプロの編集者の方とAPLACを通じて知り合う機会があったのがきっかけだったのですが、より本物志向をテーマに海外生活や英語における生の声(英語幻想みたいなんはなく地味でつらいとか)を届けるために一執筆者として自分にお声がけ頂きまして、自分の場合はこれまでオーストラリアとNZで体験してきたWWOOFをメインテーマにして執筆させて頂いたのですが、このような形で自分の体験してきたことがよもや本になって世に出るようになったことが今でも不思議でしょうがないです。

気になる中身は本を購入して下さいということにはなりますが、奈良県大和郡山の書店「とほん」さんではオンラインでも購入可能なようなので気になる方がいれば是非購入して読んで頂きたいです。



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このPathfinderの執筆には約1ヶ月半ぐらい自分は時間がかかったのですが、時間をかけて当時体験したことを深く思い返したり当時の心境なんかを思い出して自分自身で深く自分が体験したことを追体験したお陰なのか、その副作用ではないですが執筆中〜後において自分の仕事に対する心持ちみたいなものにかなり影響がありました。

というのも自分の執筆テーマの中に「働く事とは何だ」みたいなものが含まれておりまして、この執筆で当時の心境を思い出せば思い出すほどに今している仕事の空虚さや意義のなさのようなものを感じてしまい、しばらく魂の抜けた殻のように仕事をしている時期がありました。

要するに今やってる仕事がクソつまらなくなってしまいました

もともとそんな高度でプロフェッショナルな仕事をしてるわけじゃないから、もともとの性質としてつまらん類のものではあるのですが、それがさらにつまらくなった。

当時体験したことは本に書いたのでここではあまり深くは書けないですが、端的に言うと人の役に立てているか立ててないか、自分の存在価値を認めてもらえるかどうかみたいなところが関連してて、世の中働いてる人間なら誰しも思うところだとは思うのですが、今の仕事に関して言うならその要素が限りなく少ないがために、今回の執筆によって自分の心の奥底にしまわれていた当時形作られた価値観と今の仕事とが結びついてしまったものだから余計に意味の無さみたいなのが浮き出てきしまいました。

だからその時期というのは本当に身が入らなくて、「あー何で俺はこんな意味のないことをやってるんだ」と毎日思ってて、お客さんと会話してても「よくこんな電話取って会話するよなー」とか、上司を見てても「何が面白くてこんなことやってるんだろう」とか邪念が入りまくってました。

これはでもまだ対処法はあって、要はその結びついているリンクを再び切断してあげればいいだけで、人の役に立つとか自分の存在価値があまりないような仕事ならそれはそれでマシンのように働いて、そこで働く目的(自分の場合はビザの取得)を達成するために働けばいいだけ、と思うことで無意味なものを意味のあるものにしてしまえばいい。

あと「こういう風に対処しました」というノウハウを書くことでもしかすると誰かの役に立つかもしれないという、まるでスピンオフのような効果もあるかもしれないですし、どれだけ人の役に立つ要素が少ないと言っても、どんな仕事にもその仕事に携わって一所懸命になって結果を出そうとした人の知恵だったりテクニックだったり、考え方というのはこの世の中の同じような仕事や境遇にある誰かの役に必ず立つものだと思うので、逆にそう思うことで今の仕事をやる意義も出てきたりしました。

でもこれも自分の中でせめぎ合いのように、とある日は普通に働けるんだけど、とある日はまた意味の無さに襲われてやる気なくして、、みたいに毎日毎日自分の中でなんとかモチベを保とうと格闘してたりするのが現実だったりしますが。